Akiko's Snoopy Worldパパさんとスパイク


2008年12月15日

パパさんとスパイク

パパさんはウチのなかで「浮いた存在だ」と自分で思っている。
「子どもたちと結束して・・・」とママさんに言う。
自分の心地良い空間が家にない、ということならしい。

一年ほど前から、床に寝っ転がってテレビを見ているパパさんに
スパイクはクッションを投げかけて、
「イテッ!」と言うパパさんに 「枕!」と言うようになった。
それから子どもたちが居間から引き上げて 空いたソファに
「こっちで寝たら?」と誘導するようになり、
タオルケットをパパさんに掛けてあげる。

「この家で パパさんに一番気遣うのは誰?」と質問し、
パパさんが「スパイク!」と答えれば
「よし!」と満足する。
スパイク
「パパさん、ビール、冷やしといたよ!この家でパパさんに一番気遣うのは誰?」
スパイク!」
「よし!」
とね。

パパさんが大きなオナラをしたり、使ったあとの楊枝をそのままにしていたり、と家族のひんしゅくを買うと
「パパさんをいじめるな!」
「パパさん、がんばれ!」
スパイクは 唯一パパさんを擁護する。

気づいてみると、
「もう、寝たら?」とテレビを点けっ放しで居眠りするパパさんに、ママさんが言っても反応なし。
スパイクが 「パパさん、寝ようよ」と言うと
「そうだな、歯を磨いてこよう」だと。
ときどきスパイクは 朝起きるとお決まりの場所にいない。
パパさんと寝たんですと。
スパイクは いまや パパさんのお気に入り。

わかります?枕を渡すのも、ビールを冷やすのも、「いじめるな」と意見言うのも、本当はわたし。
(自分の声では、子どもたちと一緒になってパパをヤイヤイ責めてるけどネ。)
でもパパはスパイクというキャラを愛しているんです。
不思議と思えるかもしれないけど、
ブーフーウー…って古いか…じゃぁ、ジャジャ丸…がそこにいるかのように、我が家には スヌファミリーがいるのですよ。
スパイクのお陰でパパさんは居心地のいい空間を得られたのです。




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